トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「サトシVSケンゴ!それぞれの船出!」
あらすじ §
サトシ達は、ケンゴ、ジムリーダーのミカン、四天王のオーバと出会います。
ミカンとオーバはバトルを行いオーバが勝ちます。
ケンゴはサトシとバトルを行い、勝ったら一緒に旅をするとヒカリに宣言します。
バトルにはケンゴが勝利し、オーバを真似したサトシは負けます。
ケンゴは灯台で待つと言い残しますが、ヒカリは置き手紙を残し、サトシと一緒に船に乗って行きます。
感想 §
ラストで、ケンゴ、ミカン、オーバ、サトシの4人がそれぞれの道に旅立ったとナレーションで告げられます。しかし、実は4人とも敗者です。ミカンとサトシはもちろんバトルでの敗者。ケンゴは、灯台で待っていてもヒカリが来てくれなかったので敗者。オーバはシロナへの挑戦に躊躇していて気持ちの上で敗者。
つまり、これはバリバリの敗北の話であると言えます。勝者不在の話とも言えます。
しかし、そろそろ結末に向けて動き出した感があります。少し早い気もしますが、やはり長期シリーズですから、もう動き出しているのでしょう。ちなみに、ヒカリのグランドフェスティバル出場が早すぎるのは、これがヒカリの結末ではないからでしょう。つまり、ヒカリの結末とは、サトシかケンゴか、それとも母を見習って1人で生きていくかを選ばなければなりません。その選択を経て始めてヒカリの物語は終わるのでしょう。そういう意味では、グランドフェスティバルすら通過点に過ぎません。
それはさておき、オーバの真似をしてあっさり負けるサトシ。重大さをあまり分かっていないあたりがサトシらしいとも言えます。それがサトシのサトシらしさかもしれませんが。
今回の一言 §
しかし、ミカンとオーバの会話は燃えますね。社会的な責任あるジムリーダーと四天王の会話に値する重みがありました。それは、ただ旅をしているサトシ達には無いものです。つまり、この世界には、「他人」と「責任」が存在します。